株式会社梁瀬産業社
弊社は、平成元年に3,000平方メートルのクリーンルームを併設する笠懸工場を設立して以来、国内外の医療機器、製薬メーカーや国公立大学、各研究機関向けに医療用品や医薬用品、臨床検査器具、輸液・輸血用品、点滴用キット等、人命に関わり、且つ、精密さを要求される各種器具類を製造してまいりました。
建屋の構造
工場内はクリーンルームW.H.0.(世界保健機関)一GMP:2002(「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理 の基準」)のグレードC及びD(10,000~100,000レベル)のクリーンルーム環境であり、生産設備についてはホットランナーゲートシステムとコールドランナー等のリターンも配慮し、バージン材との定量混合自動供給装置等も、室外からの供給方式となっております。
また、電気配線、冷却水、エアー配管等はメンテナンス及び機器類のレイアウト変更に即応できる様に全てが架空配管フラットフロアーとなっております。
冷却用水は50tの水槽のループ循環 方式をとりインバーター装置を取付け、ここにも省エネ設備が生かされております。
公害防止については、生産排水処理は循環方式を採用し、環境に優しい設計となっております。
また、騒音・振動についても、超低騒音機器を使用しております。
公害については建築設計の段階で音の発生源や生産部門を建物の中央に位置するよう配慮し、生産工場の周囲は原料供給スペースや倉庫等で囲み外部には工場内の騒音振動を出さない構造になっております。