笠懸工場
笠懸工場は、敷地面積14,000㎡、建築延面積8,000㎡となっております。
工場内はクリーンルームW.H.0.(世界保健機関)一GMP(「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準」)のグレードC及びD(10,000~100,000レベル)のクリーンルーム環境であり、防虫管理・生体由来含めた異物・微粒子の管理徹底により、医療機器特有の安全性を維持するため、長年の実績により培われた高衛生環境での生産を実現しております。
生産設備については、大型成形機から小型成形機まで様々なニーズにお応えできるラインナップをそろえ、周辺機器についても、異物付着防止の観点から全ての射出成形機に取出機を配備し、製品安定化のため冷却用チラーをワンバイワンで配備するなど、長年の経験によって培われたノウハウを活かした設備を配備しております。
また、ホットランナーゲートシステムやコールドランナー等のリターンも配慮し、バージン材との定量混合自動供給装置等も配備しております。
原料供給については、原料への異物混入防止の配慮から、製造エリア外からの供給方式としております。
また、電気配線、冷却水、エアー配管等はメンテナンス及び機器類のレイアウト変更に即応できる様に全てが架空配管フラットフロアーとなっております。
冷却用水は50tの水槽のループ循環方式をとりインバーター装置を取付け、ここにも省エネ設備が生かされております。
公害防止については、製造工程で使用する冷却水をはじめ生産排水処理は循環方式を採用し、環境に優しい設計となっております。
また、騒音・振動についても、超低騒音機器を使用しております。
公害については建築設計の段階で音の発生源や生産部門を建物の中央に位置するよう配慮し、生産工場の周囲は原料供給スペースや倉庫等で囲み外部には工場内の騒音振動を出さない構造になっております。
また、カーボンニュートラルの実現に向けて、「省エネ設備の導入」「効率的な生産による電気使用量の削減」に取組んでいます。
地球環境保全のため、製品に使用する掛脂材料については、材料として再利用したり、リサイクル業者の協力によってその全量をリサイクルし、廃棄物のゼロ化に向けて取り組んでおります。
段ボールやビニールなどの包装材についても、社内でのリユースを初め、お客様との連携によりリユースすることで廃棄物を削減しています。
住所
〒379-2313 群馬県みどり市笠懸町鹿2703-1
営業時間
AM8:00~PM5:00(製造は24時間稼働)
最寄駅
JR両毛線岩宿駅よりタクシーで約7分
東武伊勢崎線 新桐生駅よりタクシーで約14分
最寄高速道路IC
北関東自動車道 太田藪塚IC 約12分